ニックネーム:ひょうたん
性別:男性
当時の年齢:26歳
いつ?:2018年
時間帯:夜
場所:南米|ブラジル|サンパウロ
旅行の目的:世界一周旅行
世界一周中に南米ブラジル、リオデジャネイロから
サンパウロにバスで移動!
バスターミナルから電車を乗り継ぎ夜9時半にホテルに到着。
選んだホテルはドミトリーといって、1つの部屋にベットをいくつか置いていて、知らない人と部屋をシェアする安宿のスタイル。
部屋に着いて、周りを見渡すとブラジル人らしき悪そうなおじさんと、同じくブラジル人らしき若者の4人組が同部屋に。。。
お腹が空いていたので、レストラン街へ行こうと準備をしていると心配事が。
貴重品を置いていくと、彼らに盗まれるのが怖かったので、全ての貴重品をリュックに入れてレストラン街へ!
まあ9時半過ぎなので大丈夫だろ。
ホテルを出て、薄暗い2車線のそこそこ広い道の歩道を歩いていると、20メートル先位に道路反対側の歩道に立っている高校生くらいのブラジル人らしき5人組。
なんとなく嫌な予感はしたもののめちゃくちゃ暗いわけでは無いし車も通る道なので、大丈夫だろうとそのまま歩いていると、、、
反対車線にいた5人組が道路を横断してこっちに向かってくる。
まさかなーっと思って歩き続けることに。
こちら側の歩道に向かいながら5人組はこっちを見て近づいてくる。
なにか言ってきた!!
どうやら私が背負っているリュックを渡せ的な雰囲気ことを。。。
私は2週間前にボリビアで睡眠薬強盗にあって、所持金もメンタルをやられていたので、これ以上貴重品を取られてしまっては旅を続けられなくなる。ということで。
無視して突破しようとすると、いきなり5人組の1人が襲いかかってきた
顔面をグーで殴られ、ぶっ倒れた俺に「荷物を出せ!!」と!
リュックを奪われたくない私はとっさに大声で叫びまくる!!
とにかく倒れながら叫びまくっっていたら、ついに銃を突きつけてきた。
嘘やん!と思って倒れながら体を丸くしていると、「オオーーーー」と言う声が
何が起こった?と思って目を開けると、空手道着を着た大男軍団が叫びながら走ってきてる!!!!
それを見た5人組は驚き、大急ぎで逃げていった。
助かった。
起き上がろうとすると足はブルブル震えていて、立てない。
しばらくして落ち着いて助けてくれた空手軍団にお礼を言うと、日本語で「気にするな。こちらこそせっかくブラジルに来てくれたゲストをこんな形で迎えてしまって申し訳ない」とめちゃくちゃ紳士に対応。
てかなんで日本語?と聞いたら、数年前に日本に空手留学で1年間住んでいたとのこと。
とにかくこの人達がいなければどうなっていたか。不幸中の幸いでした。
その後、別の日知り合ったブラジル人にこの一件を話したら、一般的にはブラジルでは銃で足を撃ってから荷物を奪うとの事。お前は撃たれずに済んでラッキーだと言われました。
良いヤツと悪いヤツが入り乱れるブラジル「サンパウロ」