南米の国に旅行に行った時のことです。

行く前から、事前知識として、スリやひったくりがあることはしっかりと把握していました。

ただ、それは、人混みの多い場所であり、なおかつ遅い時間帯に発生するものとばかり思っていたんですよね。

それがですよ、実際に行ってみると、白昼堂々と犯行が行われているのです。

ちなみに私は、某観光地の広場にて、犯行に会いました。

何か後ろに人の気配がするなと思い、振り返ってみると、小さな子供が今まさに私のバッグをあさっていました。

手には財布が握られており、もう少しで取られるところでした。幸いなことに、財布には、チェーンが付けられており、それとバッグとをしっかりと結んでいたため、ひったくられることはありませんでしたが。

日本がいかに治安のよい国であるかをまざまざと実感しましたし、その後の旅行につきましても、緊張感が漂う中、決して隙を見せないような注意をしながらの旅行となりました。

海外、特に発展途上国では、こういったことは当たり前のように行われています。

人をはなから疑うのも、寂しいものですが、海外ではそんな甘い考えだと簡単にスリやひったくりにあってしまうことでしょう。

今回の旅行で、人間的にちょっと成長できた気がします。