ニックネーム:こりん
性別:女性
当時の年齢:28歳
いつ?:2018年
時間帯:昼
場所:ベトナム ハノイのハンガイ通り
旅行の目的:観光
体験談
今回、筆者が被害に遭いかけた場所はベトナムのハノイだ。
フランス統治下にあったベトナムには、キリスト教会やお洒落なバルコニーを備えた建物が数多くある。
またそのバルコニーには如何にもアジアらしく生活感のある洗濯物が干され、中々カオスな光景が広がる。
そんなハノイには多くの雑貨店が犇めくいわゆるお土産通りが幾つかある。
筆者が訪れたのは「ハンガイ通り」で、その通りの一角にある個人店で気に入ったシルクのスカーフを購入した時のことだった。
補足だが、ベトナムの通貨である「ドン」のレートは1ドンなんと約0.005円である。
例えば1,000円程度のお土産を購入しようとすると、約208,000ドンになる。
価格崩壊しているのかと勘違いする程の振り幅である。その予備知識はあったにも関わらず、クレジットカードで会計をする時、カードリーダーに表示された金額をよくよく確認せずに決済をしてしまった。
レシートを渡された時に目を疑った。
日本円に換算すると5,000円程のスカーフだったはずなのに、10,400,000ドンになっており、なんと1桁増えて決済されていたのだ。
すぐさま店主に抗議して正当な金額で決済してもらい、事なきを得た。故意だったのかは未だに不明だ。
しかし、レートの換算に関して振り幅が大きい国では他人事では無いはずだ。
海外での支払いの際はこの事例を思い出し、よく金額を確かめて欲しい。