イタリア

すっかり油断していた時にスラれた話。

ニックネーム:むんく

性別:女性

当時の年齢:21歳

いつ?:2005年

時間帯:昼

場所:イタリア・ボローニャ

旅行の目的:留学

体験談

イタリア・ボローニャでの出来事です。

当時私は語学留学でトスカーナ州に住んでいました。

その日は、ボローニャに住む彼氏に会いに、週末を利用して行きました。イタリア生活にもすっかり慣れてきたと思って、今思えば完全に油断していました。

その日は日曜日で、町でお祭りがありました。イタリアでお祭りに参加したのはその時が初めてで、大通りは歩行者天国になり、人がごった返していました。

彼とそんな中を歩いていた時、ふとカバンに目をやるとファスナーが空いていて、中に入ってた財布がなくなっていました。

財布に現金はあまり入っていませんでしたが、銀行のキャッシュカードやクレジットカードが入っていたし、そもそも財布を盗まれたのはその時が生まれて初めてのことだったのですごくショックでした。すぐに実家に連絡してカード類はとめてもらい、被害額は財布の中にあった少額の現金だけで済みました。

念の為警察に届けましたが、もちろん返ってきてません。
人込みの中に行く時は、カバンの口を開けられないように手で押さえるだけでも、未然に防げたかもしれないと思うと悔しいし、油断した自分が情けなく思います。

お金や価値の大きさに関係なく、物を盗まれるというのはとてもショッキングなことだと知った出来事でした。