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俺のバス席がない!!!! ボリビア〜アルゼンチン

ニックネーム:ひょうたん

性別:男性

当時の年齢:26歳

いつ?:2018年

時間帯:夜

場所:南米|ボリビア|ウユニ〜アルゼンチン

旅行の目的:世界一周旅行

体験談

俺のバス席がない!!!! ボリビア〜アルゼンチン


世界一周中に南米を旅していた時の話です。
ウユニ塩湖で、最高に美しい鏡張りを見ることができたので、次はなんとなくアルゼンチンに行くことに。
とりあえずボリビアとアルゼンチンの国境の町に目指して、長距離バスのチケットを手配。
夜遅い出発のバスが取れたので、1泊分の宿代の節約もできてラッキー!

そんな事で、夜の出発時間までは適当に時間を潰し、出発の時間に。
出発直前までwi-fiがあるカフェで次の町の情報を見ていたのでギリギリになり、小走りで向かうとバスにはすでにたくさんんぼ人が乗っていた。
私の席はどこだろうなとチケットを照らし合わせて探すも、なかなか見つからない。
おかしいな〜とあたりを見渡すと、席は全部埋まっている。
よくよく見ていくと、私の席番号のところにボリビア人が座っているっ!!

ここ俺の席だぞ!!っと話しかけると、ボリビア人はチケットを見せてきた。
確かに席の番号と合致する。。。
俺のチケットと同じ番号・・・・。

同じ番号を2枚発行してしまっているみたいだ。
ということで、運転手にこの経緯を説明したところ、「文句があるなら降りろ!、乗っていたければ通路で座っとけ!」とのこと
こんなことが起こりうるのかと、呆然。

とはいえもう夜中なので、降ろされても宿さがしをする気力も体力もないので、通路に座ることに。
真冬なので、通路の地べたがめちゃめちゃ冷たい。
これは20時間ほどのバス移動に耐えられるか不安でいっぱいだ。。。。。

そんな中、出発してしばらくすると、椅子に座っているおばちゃんがクッションを貸してくれると言っている。
大きなゴミ袋を手渡された。
ゴミ袋の中におそらく、おばちゃんが仕入れた洋服がたくさん詰まっていて、暖かくクッション性もあって居心地が抜群に良くなった。
助かった。
「捨てる神あれば拾う神あり」とはこのことだろう。

心優しいおばちゃんのおかげで、20時間ほどの移動もなんとか耐えられ、無事にボリビアとアルゼンチンの国境の町に到着。
そこでもトラブルは絶えないが、バスのチケットを取る際は本当に注意を払う必要があるのと、今回のようなことが起こらないように集合時間は早めに行っておくのが良いと思います。

この記事を見ていただいた方は是非参考にしていただければ幸いです。