ニックネーム:恵美
性別:女性
当時の年齢:32歳
いつ?:2009年
時間帯:昼
場所:シンガポール オーチャードロードのショッピングモール(おそらく高島屋)
旅行の目的:観光
体験談
10年ほど前、私が新婚旅行でシンガポールを訪れたときの出来事です。
シンガポールはとても安全な国でスリや強盗が少ないという認識でいたので、日本にいるときと変わりなく旅行を楽しんでいました。
旅行3日目の夕方、シンガポールの繁華街、オーチャードロードの高島屋シンガポールでウィンドウショッピングをしたあと、夕食を食べるために近くのレストランに入りました。
途中、化粧直しのためにお手洗いに行こうと席を立ちバッグを手にした時に異変に気付きましが、最初はあまりピンときませんでした。
布製のショルダーバッグの端の方が破れそうになっており、「どこかで引っ掛けたかな、、」と思い出そうとしましたがそれらしき記憶がありません。
そこでよくよく見てみると何か鋭いもので裂こうとしたあとがあり、やっと状況が飲み込め急に恐ろしくなりました。
旅行中は歩きやすいようにショルダーバッグを使い、一応最低限のスリ対策のつもりで物を入れる部分を体の前に持ってきていましたので、どのタイミングで切り裂かれたのか分からないことが一番恐ろしかったです。
幸いだったのは、かなり強度のある生地で作られたバッグだったため完全には切り裂かれず、中身の被害がなかったことでした。
生まれてはじめてスリ未遂を経験し、比較的安全とされている国でも防犯対策には万全を期すべきだと学習しました。
それ以来、海外に行くときは簡単には切り裂けない生地のバッグを持っていくようにしています。