ニックネーム:FR
性別:女性
当時の年齢:37歳
いつ?:2016年
時間帯:夜
場所:アメリカ|ニューヨーク ブルックリンのニッカボッカというスパニッシュエリア
旅行の目的:観光
マンハッタンのホテルは1泊3万円程度もしたため、ブルックリンのアパートホテルを大手予約サイトから予約しておきました。
到着するとそこは大きな一軒家で管理人らしき人もおらず、学生やら社会人も他の部屋に住んでいるようで雰囲気はシェアハウスのような感じでした。
宿泊費用はアパート経営者の代理人を名乗る女性に現金で支払いましたが、領収書がほしいと頼んでもすぐには出せないので数日待ってほしいと言われたのがそもそも何か変だなとは思っていました。
しかし、共有キッチンやバスルームの使い方などを教えてもらい部屋も用意されていたので普通に利用していました。
が、その3日後の朝、突然NYPDこと警察官たちがドアをドンドン叩いて尋ねてきたのです。
名前からどういう経緯でここに泊まっているのかなど正直に話して不審な点はないと判断されたところで、警官たちは一度帰っていたのですが・・・。
その日の夜外出先から戻ってみると一斉に住人達があわただしく引っ越し準備をしていました。聞いてみると、違法アパートとして摘発されたから明日には出ていかないと警察に捕まるよとのこと。
滞在数日を残していきなり出てけと言われても、、、ならば宿泊費用を返してほしいと代理人のところへ詰め寄りましたがもうお金はない、の一点張りです。
アパート経営者もとんずらして行方不明だと、怒りのぶつけようがありませんでしたが、警察に行っても一度違法と摘発されたところに滞在することはできません、正規のホテルを予約してくださいとの回答でした。
どうすることもできないので、渋々そのアパートホテルから出ましたがその時期NYでは法律の改正も伴って違法アパートの摘発が多くあったようなのです。
大手予約サイトで予約したにもかかわらず、こんなトラブルに巻き込まれるなんて思ってもみませんでした。