チェコ

両替したら偽札をつかまされた苦い思い出

ニックネーム:FR

性別:女性

当時の年齢:28歳

時間帯:昼

場所:チェコ|プラハ|カレル橋近く

旅行の目的:観光

体験談


チェコのプラハに旅行に行った時の事です。

観光客も多い大通りで一人の男性が、高いレートで両替をしてあげるよ、と言い寄ってきました。

その時友人と一緒に行動していたのでとりあえず話だけ聞いてみようかということになったのです。

その男性は「100ユーロ分のチェココルナ(チェコの通貨)を、レートそのままで交換してあげる」と言ってきたのです。

私たちにとっては得ですが、なぜそんな利益にならない交換条件を出すの?と聞いてみると、とりあえず今ユーロを集めているから、自分も両替所を使って手数料を取られたくないからだと説明してきました。

それならば、と思い100ユーロを渡し、それ相当分のチェココルナをもらい、ラッキーだったねと友達と話しながらホテルに帰りました。

もちろん交換する時に目の前でお札と金額の確認はしていました。

しかし、そのお札の中に何だかちょっと違う色で違う絵柄のものが一枚紛れていたのです。

よくよく見るとそれはチェコのお札ではなく、お隣の国ハンガリーのお札!私たちが1万円札相当だと思っていたお札が、ハンガリーの通貨価値で100円程度。やられた!と思いました。

このハンガリーのお札とチェコのお札、よく似ているのです。

パッと見ただけではわからないほどに。

よくよく考えれば、相手にとって何の得にもならないのに両替してくれるなんてないよな、と思いました。

やはり美味しい話には何らかのカラクリがあるものだと苦い体験をしました。