ニックネーム:SHOGEN
性別:男性
当時の年齢:27歳
いつ?:2014年
時間帯:夜
場所:東アフリカ|タンザニア|ブンジュ村
旅行の目的:アフリカ滞在中
体験談
タンザニアのとある村で2014年から1年間、絵を描きながら住んでいました。
田舎の村だったので、宿の作りは丈夫ではなく、石を組んだ上にトタン屋根をのせただけの作りでした。
ある日こと、
私はいつものように宿の中で絵を描いていました。
お昼にさしかかり少し休憩をはさもうかなーとしていたその時でした。
「ドーン!!!!!」
という音が鳴り、家が揺れ、トタン屋根が崩れ落ち、天井を見上げると空が見えました。
僕はテロかと思い、宿の外に飛び出ると、なんと大木が宿に向かって倒れているではありませんか!
そして、その大木の横にはこちらを見ながらてニヤニヤと笑う10歳くらいの少年が2人いました。
「なにをしたん!?」
と僕が言うと、
大木を切ろうとしてたんだけど、切り込みを入れる位置を間違えて、宿の方に切り込みを入れてしまったんだ!と笑いながら言ってきました!
僕は間違えるはずがないと思ったのできつく怒ろうと思ったのですが、あまりにも少年の瞳が綺麗だったので彼らを僕は逃してしまいました。
それから5分にオーナーが返ってきて、なんで逃したんだ!と僕に怒ってきました。
オーナー曰く、屋根が開くことでマラリアの媒体を持っている蚊が夜になり涼しくなると大量に外から入ってくるとのことでした。
案の定、私はその後、立て続けにマラリアに3回かかってしまいました。