ニックネーム:サボッチ
性別:男性
当時の年齢:31歳
いつ?:2014年
時間帯:夜
場所:フランス パリ モンマルトル地区
旅行の目的:観光
これは数年前に新婚旅行で訪れたフランスでの体験です。
被害者は私。
おそらく数年前にあったフランスのテロより前の話です。
フランスでは携帯電話を机の上に置いているだけで盗られる可能性が高いと言うほど治安が悪い場所があります。
また、カメラなども盗られる可能性があるので絶対に人に撮ってもらわない事と言うのも鉄則です。
色々と研究してたどり着いたフランスですが、私は滞在七日のうち2回ほどそのような被害にあっています。
一回めはフランスパリのオペラガルニエの前です。
有名な観光地であるので人がごった返しているためかなり危険な場所。
そんな中にとびきり目立つ金色の犬の格好をした人形だか人間だかわからない像のようなものがありまして、何も疑わずに近ずいたのが間違えでした。
その像は握手を求めてきたのです。
私は何の躊躇もなく手を出し握手に答えてしまったのです。
そして話そうとしたその瞬間、ことが起きました。
あろうことかその像のような金色の犬は手を離してはくれないのです。
焦りました。
いくら引っ張っても離れないその手。そ
して彼はもう片方の手で箱を指差しました。
どうやら金を入れろと言うのです。
しょうがないのでポケットに入っていた小銭を入れて解放されました。
今後海外に行く方は目立たないすり以外にやたら目立つ人間にも注意する事です。
彼らのそれは罠です!
もう一件はフランスでも有名なモンマルトル地区と言う街。
美しい街で画家などの芸術家が多いのですが、ここは子供のすりが多い街なのです。
そして事もあろうか私はこの街でもやらかします。
不意に後ろから子供に呼ばれたと思ったら。
いきなり前にいた子供にカメラを盗まれました。
もう呆然でした。思い切り間抜けです。
本当に、海外に行ったら海外モードにして生活しないと日本人はカモにしかなりません。
皆さんも海外へは気をつけていきましょう。
そして楽しい旅行にして下さい。