ニックネーム:傘太郎
性別:男性
当時の年齢:10歳
いつ?:1998年
時間帯:昼
場所:中国|北京|万里の長城
旅行の目的:観光
体験談
中国の旅行ツアーに行った時の話です。
皆でバスに乗り万里の長城に向かっていました。
車中では、初めて行く万里の長城に胸を走らせており、車内はとても盛り上がってました。
しかし、雨が降っておりました。
皆を乗せたバスが万里の長城に着き、バスのドアを開けた時でした。
ダダダダッ!!!
折り畳み傘を手に持ち、「10元!10元!」と言いながら中国人が5人くらい入ってきました。
とても怖く圧倒され、仕方なく皆傘を買わされたのでした。
バスの運転手が必死に中国人を追い出しました。
それでも万里の長城を楽しみにしていたので、友達と一緒に向かいました。
雨が降っていたので、先ほど買った傘を使う事にしました。
傘を開き、ふと傘に目がいきました。
傘の骨折れてる。
なんだこれ。
友達の買った傘も何回か開いたら傘の骨が折れてしまい、結局使えなくなりました。
その当時はとても怖く不快で、せっかくの万里の長城が台無しになりました。
しかし、数年後一緒に旅行ツアーに参加した友達と食事に行きました。
お酒も入り、あの話題になりました。
友達が、一言。
あの旅行での思い出は万里の長城だよっと。
確かに当時は、とても圧倒され怖かったですが、今は変な意味で良い思い出として残りました。”